代表理事 三宅敬二郎 先生
高齢者の低栄養防止コンソーシアム香川 代表世話人
医療法人社団慈風会 在宅診療 敬二郎クリニック 名誉院長

最近の医学の進歩は目を見張るものがある。かつては食べなくなったら最後が近いのが常識だった。所が今では、医療を望めば決して絶望的では無く、飲み食い出来なくても生きる(生かせる)方法は幾つもある。但しどう言う医療を選択するかは本人の希望による。呑兵衛は飲めなくなったら生きる意味がないと言うが、その人にとって生きる意味があるか否かが問題だと思う。医療現場では望まない医療を受けるが為に、生かされる苦しみを見る機会も少なくない。ではどうするか?本人の希望を優先するのを大前提に、たとえ食べれないと言う診断を鵜呑みにせず食べれるのではないかと天邪鬼的思考をする。充分食べれなくても味わう事を目指す。等々諦めずにチャレンジする事だと思う。歳だからと安易に告げない事だ。低栄養を防止すれば心もそして人生も豊かになる。
代表 三宅敬二郎
理事 木村年秀 先生
一般社団法人 ことなミライ 代表理事
まんのう町国民健康保険 造田歯科診療所 院長

「たべる」でウェルビーイングな「さぬき」をつくる―私たち法人LinkEatさぬきのキャッチです。ウェルビーイングは「幸せ」という言葉に置き換えても良いかもしれません。もちろんそのなかには、「健康(ウェルネス)」も含まれています。「健康」を担うのは医療が中心となるのかもしれませんが、「幸せ」は全ての人たちがお互いにつながりあって協力し合ってつくりあげていくものと思うのです。おいしいものをみんなで食べると楽しくなる、幸せな気持ちになれますね。ただ単に栄養豊富な健康的な食品というだけでは、幸せには到達できません。LinkEatさぬきは医療、福祉、教育、飲食、政治、クリエイティブなどさまざまな分野で活躍しているメンバーが集結しています。みんなでアイディアを出し合って、「たべる」ことをとことん考え、たとえ口からたべることを諦めかけていた人たちでも、食を通じて幸せに暮らせる讃岐にしていきたいと思います。
理事 木村年秀